経営学部 国際経営学科
徐 寧教 准教授
Suh Youngkyo 서영교

研究分野 国際経営、生産管理

出身地/大韓民国
愛読書/ジャック・モノー『偶然と必然』
趣味/映画、読書、音楽、ウィスキー、旅行
休日の過ごし方/映画館、美術館、グルメ、カフェ巡り
好きな音楽/ジャズ、ブルース、ハード・ロック、クラシック、ヒップホップ
好きな映画/キューブリック、タランティーノ、クローネンバーグ、北野武、周星馳
好きな食べ物/トンカツ、チョコレート

経営学部 国際経営学科 徐 寧教 准教授

勉強でもサークルでもゲームでも、何をしてもかまわない。
ただ、心が動かされる“何か”を見つけてほしい。

日本工場の海外移転にあたり、必要なこととは何か

私の研究テーマは、国際経営と生産管理です。具体的には、自動車業界における工場の海外移転について研究しています。トヨタや日産など、日本には多くの自動車メーカーがあり、今やほとんどの企業が海外に工場を持っています。しかし、日本と海外では工場の環境も国民性も異なるので、日本工場の手法をそのまま海外へ持っていくことはとても難しいのです。何が可能で何が不可能なのか、今は不可能でもどうすれば可能になるのか、メーカーごとにどのプロセスが異なるのか…。こうした研究を通じて、工場のスムーズな海外展開に貢献したいと思っています。

もう一つの研究テーマは、日本のウィスキーです。「ジャパニーズ・ウィスキー」はかなりメジャーになり、海外にもファンがたくさんいます。ただ、海外のウィスキーの基準とは異なるものが多いのです。これを改善していかなければ、せっかくの「ジャパニーズ・ウィスキー」のブランド価値が下がってしまいます。ウィスキーの定義を含め、日本のウィスキーをどうやって海外に広めていくか、様々な方向から探っています。

大学で学ぶ意義は、自分の頭で考えること

「国際経営論」という授業では、海外展開している企業の経営手法について学びます。日本企業に限らず海外企業も取り上げますから、どんな企業が国際的な競争力を持っているのか、共通点が見えてくるはずです。授業では、「自分で考える」ことを意識してください。講義の内容をメモするだけなら、インターネットで検索すれば済んでしまいます。わざわざ皆で大学に集まって学ぶ意義とは、考えることにあると思います。私はよく、「トヨタはどこの国に進出している?」「日本でポピュラーな海外企業は?」などと質問をします。間違えてもいいのです。「なぜトヨタはこの国を選んだのか」「海外企業の製品がなぜ日本で売れているのか」と、疑問を皆で整理しながら、考えを深めていきましょう。

研究とは、「真理」を探求するものです。私は昔からいろいろな本を読み、事実とその真理を知ることが好きでした。しかしある時から、「真理は一つではないのかもしれない」と思うようになりました。自分と異なる視点を持った人には、異なる真理が存在するのかもしれません。多様な価値観と視点を認めてこそ本当の真理を極めることができるのではないでしょうか。大切なことは、自分の視点をしっかり定めた上で、世の中の真理を追い求めていくことなのだと思います。

“感動”こそあなたの原点。人生の価値観を見つけてほしい

「海外へ行くのは怖い」という学生が増えているように思います。しかし今や、ほとんどの人が仕事でもプライベートでも海外へ行く時代です。学生のうちから思い切って外へ出てみてください。社会が求める「グローバル人材」とは、異なる文化を持った人たちとしっかりコミュニケーションを取り、協力して生きていくことのできる人のことだと思います。早くからその訓練をしておくに越したことはありません。

テレビドラマに感動した、海外へ行ってカルチャーショックを受けたなど、私は人の感動した瞬間の話を聞くことが好きです。何かに心を打たれ、影響を受けた人の話というのはどんなテーマでも面白いものです。旅行、映画、本、アニメ、漫画、ゲーム、食べ物、飲み物、買い物…何でもかまいません、心を動かされる瞬間をたくさん味わってください。好きなものが見つからないとしても、ぼうっとただ時間を過ごすのではなく、「自分の好きなものは何だろう」と考えているだけで、まったく違うものが見えてくるはずです。感受性豊かな学生時代だからこそ、感じられることはたくさんあります。心を強く揺さぶられたものというのは、あなたのこれからの人生観につながっていきます。

調査ノート
様々な企業を訪れ、インタビューを行った際にメモをする調査ノートです。調査の後にパソコンを使ってメモの内容を整理しますが、ノートを捨てることはありません。殴り書きですが、だからこそ現場の雰囲気や調査当時の感覚を思い出すことができるので、何度も読み返しています。写真はその一部です

メガネ
10本以上持っているメガネです。昔からメガネが好きで、コンタクトレンズはせず、ずっとメガネをかけています。その日の気分や服とのコーディネートでメガネを選んでいます。学生の時から少しずつ集めていて、一時は30本以上ありましたが、今は少し減らしました。それでも様々なデザインのメガネが揃っています