経営学部 国際経営学科
穂積 和子 教授
Hozumi Kazuko

研究分野 教育工学、情報システム学

出身地/岡山県倉敷市
血液型/O型
趣味/昔は水泳やパソコンゲーム、今は温泉めぐり
休日の過ごし方/庭の草取り、主に教材作成などの仕事
好きな映画/「風の谷のナウシカ」
好きなTV番組/「笑点」「ER」
好きな食べ物/甘い物、特に小豆系
好きな国/日本、アメリカ

経営学部 国際経営学科 穂積 和子 教授

人生を豊かにし、自分を成長させてくれる“人との繋がり”を大切に。

生活に欠かせない情報システムの開発方法を学ぼう

ICT(Information and Communication Technology)は、現在、私たちの生活から切り離すことのできないものです。銀行のATMでお金を引き出すのも、コンビニで好みのおにぎりを買うことができるのも、情報システムが働いているからこそ可能なのです。また、銀行のシステムのような大規模なものだけでなく、個人経営の商店にもさまざまな情報システムが導入されています。しかし、それらがどのように作られているのかを、私たちが知る機会はほとんどありません。私が担当している授業「情報システム設計論」では、この情報システムの開発について、技術面とインターフェース面から学んでいきます。また、大規模なシステム開発だけでなく、“エンドユーザーコンピューティング”と呼ばれる実際に利用する人が自分でシステムを開発する方法についても扱います。例えば、社内で社員が手がけるような、アドレス帳を拡張したレベルのシステムを設計する方法。こうした小さなシステムをすぐに作ることができるような設計法も学習します。

産学チャレンジプログラムへの挑戦で学生たちに自信を

3年生のゼミでは、授業の一環として「神奈川産学チャレンジプログラム」に参加しています。これは神奈川県内の主要企業が県下の大学生に対して経営課題に沿ったテーマを提示し、学生たちから具体的なアイデアを募集するという企画です。元々、このプログラムへの挑戦を考えたのは、4年生で取り組む卒業論文のためでした。毎年、卒論の締切が近づく頃、学生たちは「あと1週間あれば、もっと良いものができたのに!」という状況に陥っていました。それなら卒論の前に一度、論文を書く練習をさせてみようと、このプログラムへの参加を決めたのです。2004年に開催された第一回目への応募以来、当ゼミの学生は何度も受賞しています。それに刺激されて、後輩たちもこのプログラムに挑戦したいと要望するようになり、今も参加を続けている状態です。私としては、そろそろ大学のゼミらしく理論的なことを教えようかと考えているのですが、現状、学生の希望に応えて実践的なことを教えています(笑)。ただ、このプログラムへの挑戦が学生に素晴らしい経験を与えることは確かです。企業を相手にするため、礼状やメールの書き方など、学生が持っていないものを求められ、鍛えられていきます。また、調査や分析、論文の書き方、プレゼンテーション力を磨いたり、締切の厳しさを知ったりする機会にもなっています。初めて経験することばかりで学生は大変ですが、賞を取るなど評価されることで自信が付き、顔つきもうんと変わります。それを見ることができるのは、とてもうれしいですね。また、このプログラムを経験したおかげで、4年生では卒論もスムーズに進められるようになっています。

勉強や単位取得だけでなく、人との繋がりも大切に

大学時代の私は、勉強熱心な方ではなく、どちらかというとそれ以外の経験や友人たちとの交流で充実した学生生活を送りました。社会に出てからも、いくつか転職を経験しましたが、いつも友人や知人が助けてくれ、背中を押してくれました。人と人との繋がりは、本当に人生を豊かにし、自分を成長させてくれると実感しています。学生生活においても「あの先生の授業は分からないけど、先生のひと言が自分の人生を後押ししてくれた」と思うことはありますよね。“教育”なんて大それたことは言えませんが、できるならば私もそんなふうに学生を後押ししたいと思っています。大学では勉強や単位取得も大事ですが、それだけでなくいろいろなことを体験し、人との繋がりを大切にしてください。

賞状や記念盾と毎年製作しているゼミ生たちの論文集
「神奈川産学チャレンジプログラム」で受賞した際に贈られた賞状や記念盾と、毎年製作しているゼミ生たちの論文集

愛犬チビ(12歳)
愛犬チビ(12歳)は、母親の介護を手伝ってくれる優秀な犬。写真は旅先の宿で用意された段ボール箱の寝床に、不満そうにしているチビ