経営学部 国際経営学科
丹野 勲 教授
Tanno Isao

研究分野 経営学、国際経営論

出身地/東京
血液型/O型
趣味/旅行、水泳、散歩、スキー、シュノーケリング
子供の頃の夢/政治家
尊敬する人/小さな子供すべて(子供の持つ好奇心の強さはすごい!)
休日の過ごし方/旅行、スポーツ(水泳、散歩、ジョギングなど)
好きな音楽/クラシック
好きな食べ物/すし、そば
好きな国/日本、オーストラリア、ベトナム

経営学部 国際経営学科 丹野勲教授

子供のような好奇心を持って、
失敗を恐れずに何にでも挑戦しよう。

国際経営を知ることは、日本の経営を知ることにつながる

アジア太平洋フロンティア地域の国際経営について研究しています。アジア太平洋フロンティア地域というのは、タイやベトナムなどの東南アジア諸国と中国、それからオーストラリアを中心としたオセアニアのことを指します。これらの地域の社会情勢や経済、文化、法律といった“経営環境”と、現地の企業、それから現地における日本、欧米、アジアの企業がそれぞれどのような経営をしているかという“企業経営”について研究しているのです。例えば、どんな人を雇うのか、労働条件は?賃金は?ということを現地の法律などに照らし合わせて調査したり、経営戦略などを見たりしています。各企業がどのように製品をつくって行くのか、工場はどこにつくるのか、その運営方法はどうするのか、どのように製品を販売して行くのかといった、いわゆるマーケティングですね。そういうことも現地に赴いたりしながら詳しく調べているのです。またそれに加えて、日本やアジア、欧米の企業の比較研究も行っています。アジアの企業と欧米の企業のあり方や会社を運営するためのルール(制度)が、各国でどう違っているのかということを調べています。

こうした研究は、いずれも日本国内の経営をより深く知るために行っていることです。外国のことを学んで、なぜ日本のことが分かるのか?と思う人もいるかも知れませんが、実は海外のことを良く知ることで、逆に日本のことがよく分かるということも少なくないのです。現在は欧米の経済低迷を受けて、日本の経済をも悲観的に見る傾向があるようです。しかし、私は全くそんなふうには捉えていません。アジアは人口も多く、特に先のフロンティア地域はさまざまな問題を抱えながらも経済的発展を推し進めています。そして日本は、紛れもなくそのアジアの一員であり、その発展を牽引している存在なのです。若い人たちが今後も日本の文化や技術力でもって、アジアを活気付けて行ってくれることを願っています。

学びも研究も文献や資料だけでなく体験することが大切

研究というものは、文献や資料を紐解くことも大事ですが、実際に現地に足を運んで体験することも非常に重要です。足を使って出かけることで、新しい発見をすることがあるからです。今はインターネットを使えば、知りたいことや資料が簡単に手に入る時代です。それでもやはり実際に現地に行って資料を集めたり、何かを体験したりすることは、きっと違った収穫があるはずです。これは研究だけでなく、大学生活にも言えることです。“学ぶ”ということは、本を読んだり、学校の講義を聞いたりすることだけでなく、そこに自分の経験や体験が加わって初めて成立するものだと思います。その両方をバランス良く行うことが大切です。学生の皆さんには、ぜひ子供のような好奇心を持って、失敗を恐れずに何にでも挑戦する4年間にしてほしいと思います。

これまでに訪れた国で購入した民芸品
インドネシアの仏像やパプアニューギニアの木彫など、これまでに訪れた国で購入した民芸品

著書『異文化経営とオーストラリア』(中央経済社)
アジアとヨーロッパの文化が入り混じるオーストラリアの経済や産業、社会や制度、日系企業について著した著書『異文化経営とオーストラリア』(中央経済社)