経営学部 国際経営学科
小島 大徳 准教授
Kojima Hirotoku

研究分野 経営学、コーポレート・ガバナンス(企業統治)論、経営戦略論

出身地/岐阜県関市
趣味/研究
子供の頃の夢/新聞記者
尊敬する人/諸葛亮孔明
愛読書/ジャンルを選ばず乱読
休日の過ごし方/論文や著書の執筆
生年月日/1975年3月27日
血液型/O型
家族構成/父、母、妹
好きな映画/「天使にラブソングを…」
好きな音楽/松任谷由実(私のiPodには、ユーミンの歌が500曲入っています)
好きなTV番組/最近では「24」
好きな著名人/坂井泉水(ZARD)
好きな食べ物/甘いもの全般
好きな国/特になし

経営学部 国際経営学科 小島大徳准教授

学問のきっかけは、日常の至る処にあり。
「笑い」に満ちています。

腹を抱えて笑う醍醐味を講義で味わう

私は、1年次「経営の基礎」「経営学総論」、2年次「戦略計画論」、3年次「経営倫理論」の講義を受け持っています。私の講義は、楽しみながら学ぶことを最も重視して運営しています。講義において学問を突き詰めていくと、みんな「笑い」につながっていきます。学生たちはまじめに講義に取り組んでいますが、事の本質や事実を理解した時、腹を抱えて大笑いするのです。

たとえば、昔、チューリップが高級なものとされていた時期がありました。そうすると花の色や形で値段が決められ、球根が高値で売買されるようになります。ある船長さんはチューリップの球根を今の価値で 100万円ほど支払って買い、皆に自慢するため玄関先に飾っておきました。そこに船員が訪ねて来て、お腹が減っていたので球根をニンニクだと勘違いして食べてしまった!激怒した船長は、その船員を解雇しました・・・・・・。

さて、これが今日の先物取引や株式会社の歴史に関係するとしたら、話の続きを知りたくなりませんか?学問で腹を抱えて笑うという醍醐味は、講義を受けなければわかりません。ぜひ講義でお待ちしています。

研究することのおもしろさに目覚めて

私は大学教員のほかに税理士の仕事もしています。父親が税理士で、家業を継げば経済的にも恵まれるし親も喜ぶわけですから、子供の頃から税理士になる道を何の迷いもなく選択していました。父親に「税理士の資格を取ったら、30歳までは好きなことをしていい」と言われ、20代半ばで資格を取得した私は、遊んで暮らすのも無駄な気がしたので大学院の博士後期課程に進学しました。

そこで私の師匠・平田光弘先生に出会って、研究のおもしろさにドップリとつかり、3年間で経営学博士号を取得しました。そして、大学教員になるつもりなど全く無かったのに、師匠の「就職はどうするの?」というひと言で就職活動をはじめ、神奈川大学の教員になってしまったのです。しかし、今では最良の選択だったと思っています。やはり私は、自由な発想や姿勢で講義ができたり論文を書けたりできるこの世界が好きです。日々の仕事や業務を終えて、さあ研究をしようと思うと、なんとも言えない解放感、充実感があってワクワクします。

私の研究テーマは、「コーポレート・ガバナンス(企業統治)」という分野です。社会に目を向けると連日、企業不祥事が報道され、企業内部に目を向ければグローバル化で企業の競争力を高める対策が取られています。この2つを解決し経営の健全化を図ることを研究しています。刻々と変化する社会情勢のなか、この解決策を見つけることは困難を極めますが、社会や企業を客観的に分析しながら、社会と企業だけでなく、人類の発展と幸福に役立てようと日々研究を行っています。

好きなことを見つけて自由に生きよう

今の社会には多くのレールが敷かれています。その上を歩いたり走ったりすることは、一見ラクで周りからの評価もそれなりに受けられるかもしれません。けれども、そのレールの行き先はどこですか?それは本当に自分が望んでいる目的地ですか?

私は「自由に生きる」ことをもっと追求してもよいと思います。さまざまな世界で成功している人が特別に感じられるかもしれませんが、同じ人間である限り、特別な能力が極端にあるわけではなく、全ては努力の賜です。「努力」というと「つらいこと」をイメージしてしまうので適切な言葉ではありません。そこで、どうすればつらくないかを考えてみると、自分の好きなことならば努力も苦にはならない。つまり、好きなことを徹底的にやればいいのです。

私の先輩に三度の飯よりサッカーが好きな人がいて、大好きなサッカーに絡めて「ヨーロッパにおけるサッカークラブの財務分析」というようなタイトルで博士号を取得しました。好きなことがまだ見つからなければ、見つかるまでいろんなことにトライしてみればよいのです。

私も相当、自由に生きてきました。これからもそうすると思います。皆さんも自由な大学に進学して、自由な人生を手に入れてください。

著書『世界のコーポレート・ガバナンス原則』
著書『世界のコーポレート・ガバナンス原則』(文眞堂/2004年)。2年かけてまとめあげた博士論文を基にして書籍化したもの。ページをめくると、当時の自分の出来事や感情が蘇ってくる

ゼミ生から贈られたアルバム
2006年度の卒業生であるゼミ生から贈られたアルバム。45人の学生、それぞれの写真とともにメッセージが添えられている。とても感激したが、教員として一人ひとりのニーズに合ったことをしてあげられたかどうか不安になり反省もする。このアルバムをもらった卒業パーティーでは、私の誕生日会をもやってくれて幸せだった