人間科学部 人間科学科
石井 哲次 准教授
Ishii Tetsuji

研究分野 持久性競技選手の有酸素性作業能力と運動中の血中乳酸濃度の関係について

出身地/岐阜県関市
生年/1965年
血液型/AB型
家族構成/妻、男児一人
趣味/ゴルフ、スキー、テニス(スポーツ活動は趣味と実益を兼ねています)
子供の頃の夢/教師
休日の過ごし方/積極的休息
好きな映画/アクションもの、宮崎駿映画
好きなTV番組/海外ドラマ「CSI」「24」
好きな食べ物/嫌いなものがない
好きな国/ハワイ(アメリカ)

人間科学部 人間科学科 石井哲次准教授

強いからだと気持ちを持って、
将来への視野を広げて行こう。

スポーツは、数値を測って効果的に

健康や体力を維持したままやせるには、どのようにしたら効果的だと思いますか?その答を探るために、人間科学部の授業では、運動処方実験演習において「やせるための理論と実践」の勉強を進めています。例えば、1日に食べたものとそのカロリーをすべて記録し、そこから運動で消費したカロリーを引くと、太るかやせるか、また太ってしまった場合の理由などが分かります。この方法は、消費カロリーが表示される万歩計を使って誰でも実践できるものです。また、エネルギーの消費方法として、長く継続できる生涯スポーツを見つけることも大切。学生にその機会をつくるため、授業では前期にゴルフ、後期にスキーの学外実習を行っています。

一方、研究者としては、スポーツ競技選手の運動能力や競技能力の向上のために資料を提供しています。特に、長距離競技選手の持久力向上のために、運動中の血中乳酸濃度を測定して競技能力との関係を調べる研究を長年続けています。神奈川大学駅伝選手の測定も16年継続して担当しています。研究の結果、駅伝などのトップ選手は、数値を測らなくても、自分の血中乳酸濃度が分かるので、ペース配分を考えて効率良く走れるということが分かりました。

いろいろな分野に触れて、将来の可能性を見つけてほしい

スポーツで競技成績の向上を目指そうと考える人は、トップ選手がどのようなトレーニングをしているかを意識しなければなりません。加えて、精神も鍛えることで、選手としての能力も伸びるでしょう。そして、サポートする側は、周りの環境を整えてあげることが大切です。結果だけ見るのではなく、日頃の努力も評価できるような体制であることが理想だと考えます。  しかし、スポーツ選手として、いつまでも現役の第一線に立ち続けることはできません。本学の横浜キャンパスには、総合大学としていろいろな学部・学科が一つの敷地にあります。この環境を活かせば、学問分野の垣根なく幅広く学ぶことができるはずです。そして、将来どのような職業に就こうかと考えたとき、スポーツに関連したビジネスを視野に入れることができます。例えば、教員や指導者はもちろんのこと、スポーツ用品の素材の開発や、スポーツ観戦ツアー企画など、いろいろなことに興味を持って学べば、可能性は広がりますよね。これからは大学に入ることが目標ではなく、社会に出てからのことをもっと考えるべきだと思います。学生には、生きて行く手段として、「あなたは何ができますか」という言葉で問い掛け、自分で進路を探し出せるように指導しています。

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