外国語学部 スペイン語学科
アルトゥーロ・バロン・ロペス 准教授
Arturo Varon Lopez

研究分野 スペイン語・スペイン語教育法

出身地/生まれはドイツ、育ちはスペイン国内を転々と。一番長く過ごしたのはバレンシア
生年/1964年
血液型/O型
趣味/音楽を聴くこと
子供の頃の夢/サッカー選手(アトレチコ・マドリードのファン)
尊敬する人/たくさんいるけど、特に妻と両親
愛読書/『The Lord of the Rings』
好きな映画/「ブレードランナー」「となりのトトロ」(子供と何度も観た)
好きな音楽/QUEEN、U2、スピッツ
好きな著名人/最近、平井堅がユニークに思えて気になる
好きな食べ物/スシ、ウナギ、パエリア
好きな国/日本、スペイン

外国語学部 スペイン語学科 アルトゥーロ・バロン・ロペス准教授

新しい言語を学ぶことは新しい価値観を知ること。
それが学生の視野を広げ、考え方を築いて行きます。

外国語の習得には、学ぶ目的を持つことが大切

スペイン語を学ぶ上で最も大切なことは、学ぶ目的を持つことだと思います。これはスペイン語に限らず、どんな外国語の習得にも言えることでしょう。目的が見えていないと、何のために単語を覚えるのか、なぜ練習しなければならないのか分からなくなってしまいます。日本の学生は真面目ですが、それゆえに文法や単語に囚われて、時々、「何のために」ということを忘れてしまいます。目的と言っても大それたことである必要はありません。例えば、ラテンアメリカに行きたいとか、スペインの有名な観光名所を巡りたいとか、サッカーに興味があるからなんていうことでも良いのではないでしょうか。学ぼうと思うきっかけになれば、どの夢も素晴らしいと思います。また、文法や単語だけでなく、その背景にある文化や人々の考え方を知ることも大切な言語学習の目的です。私は授業で、できるだけ自分の経験やスペインと日本の文化の違い、スペインの風習などを伝えるようにしています。新しい言語を学ぶことは新しい価値観を知ることです。それが学生自身の視野を広げ、考え方を築いて行くのだと思います。

また、外国語の上達には、コミュニケーションの機会を見つけることも必要です。言葉とは不思議なもので、使わなければ磨かれません。私自身、高校や大学で英語を学びましたが、英語を話せるようになったのは実は日本に来てからです。学生の時は、今よりきっと多くの単語や文法を覚えていたと思いますが、それでも話せませんでした。英語を使う機会がなかったからです。ですから外国語を話せるようになるには、コミュニケーションのチャンスが必要なのです。本学部では、コミュニケーションの授業をたくさん用意しています。これは神奈川大学の誇れる特長です。ただ、当然それだけでは足りません。学生も自分でそのチャンスを見つけないと。そのためには、やはり学ぶ目的や興味が大切になります。例えば、スペイン語の映画を観に行ったり、イベントに出かけたり、インターネットで調べものをしたり・・・。興味があれば、言葉を使うチャンスも広がるはずですよ。

大学は自分の道を切り拓くための最後のチャンス

現代はグローバリゼーションの時代です。これまでのような、英語を理解し、話せれば良いという考えでは不十分になってきています。確かに英語は世界とつながるための最初のコミュニケーションツールです。しかし今や母国語と英語だけでなく、さらにもう一つの言語を操れなければ、強みにはなりません。多くの言語と文化を理解し、広い視野と価値観を持つ人は、将来的にいろいろな道を選べるようになるはずです。大学はそうした自分の道を切り拓くための最後のチャンス。だから私たち教員は、その道を少しでも明るく照らそうと、さまざまなことを教えているのです。授業やゼミはもちろん、それ以外でも本学科はスペイン語に接する機会を設けています。例えば、2年に一度、有志を募って上演するスペイン語劇。これはカルデロン先生を中心としたプロジェクトで、私は台詞のイントネーションや芝居の動きのチェックをお手伝いしています。みんなと一緒に何かを作り上げるということは、とても面白いです。また学生にとっては、原作を読み、その当時の社会背景や文化を知る、良いきっかけにもなっています。

通勤中に愛用しているiPod
通勤中に愛用しているiPod。音楽はどのジャンルも好きだが、特にアメリカのロックやポップス、日本人ではスピッツや平井堅などをよく聞いている

スペイン語劇「ドン・キホーテ」で使った小道具の“ふいご”
4年前に上演したスペイン語劇「ドン・キホーテ」で使った小道具の“ふいご”。スペイン語では“fuelle”