外国語学部 スペイン語学科
新木 秀和 教授
Araki Hidekazu

研究分野 ラテンアメリカ地域研究

生年/1963年
出身地/愛知県
血液型/O型
家族構成/妻と二人
子供の頃の夢/宇宙飛行士
趣味/食べ歩き、スナップ写真
休日の過ごし方/妻との外出、散歩
好きな音楽/ボサノバ、フォルクローレ
好きなTV番組/クイズ番組
好きな食べ物/名古屋めし(天むす、味噌煮込み)
好きな国/日本、エクアドル

外国語学部 スペイン語学科 新木秀和教授

移動することで気づくことがあれば、
見方を変えることで分かることもある。

不安に惑わされることなくのびのびと

大学時代から20年以上スペイン語に接しています。どうしても、という思い入れは強くはありませんでしたが、学んでいくうちにその世界の魅力にとりつかれました。留学生との交流やいろいろなきっかけがあり、専門に勉強する気持ちが育ったのです。興味・関心から発したものが専門の勉強・職業へとつながりとても幸せです。皆さんにもそうした可能性があります。そのためには一定の研鑽を積み、きっかけをつかむことを恐れないでほしい。たくさんの岐路に立ちながら歩み続け、ふり返ったら多少のことはできるようになっているのが、人生だからです。

世の中の大変なことが耳に入りますし、心に不安と希望が同居するのは当然です。けれど、それに惑わされず力を養ってほしいと思います。まずは健康でのびのびと学んで、何事にも基礎力をつけてください。誰にも失敗はあるのですから、つまずいても、気分を変えて前進しましょう。そのためには基礎が大事になります。

自分の接し方によってものの見え方は急激に変わることがある

ラテンアメリカ地域研究は大学院から本格的に始めました。地域研究は既存の学問の相乗りのような形でいろいろなアプローチを応用し、地域を軸に異なる見方を総合していく方法です。従来、学問は先進国を中心に形成されましたが、発展途上地域の立場から見ると、「これまでの見方は何か違うのでは」と気づきます。小さなフィールドを一点突破的に突き詰めることが多様な思考につながり、発想の転換となります。

外国語は世界への扉です。言語が話される地域や国々への興味がわいたら、時々じっくり考え、失敗を恐れずにどんどん行動する。そんな心構えから異文化体験は始まります。やがて自分の中の異文化を発見し、日常を新しい目で見直すことができるようになります。外国に行けばその言語が上手になるわけではありません。「いかに体験するか」で掴めるものが違ってきます。ある程度どっぷり浸かることが必要ですし、最も大事なのは中身です。表面的な会話だけでなく、議論できる能力が求められます。母語=日本語で議論できないと外国語でもできません。しっかり発言でき行動できれば、言葉は自然と付いてきます。自分の中に箱をたくさん持てるよう、得意な分野・興味を突き詰めてください。勉強に疲れたら、音楽や映画を、食べ物を楽しんでも良いでしょう。そんな風に柔軟に、異文化体験を蓄積していくことが肝心です。

『エクアドルを知るための60章』
『エクアドルを知るための60章』(明石書店:2006年)大勢の方々と協力してまとめ上げた編書。「赤道の国」の興味深いテーマやエピソードを多角的に紹介

妻の手料理の写真
妻の手料理を毎晩のように撮影している。和食からパーティ料理(ゼミ生との会食)まで、コレクションは100枚を超えた