外国語学部 スペイン語学科
ヴィクトル・カルデロン 准教授
Calderon de la Barca, Victor

研究分野 ラテンアメリカ政治史(現在はスペインの作家バジェ・インクランについても研究中)

生年/1956年
出身地/マドリッド
血液型/静脈は青く、動脈はボルドーの赤ワインの色です
趣味/読書、旅行、温泉、友人との歓談、映画を見に行くこと、美味しいレストランで食事をすること、絵画展に行くこと、クラシックやジャズのコンサートへ行ったり、フラメンコのライブを観たりすること
子供の頃の夢/大人になること(学校で試験を受ける必要がないから)
尊敬する人/スタンレー・クブリックの映画の登場人物スパルタクス
愛読書/『ドン・キホーテ』
休日の過ごし方/友人にメールを書いたり、文学、政治、歴史の本を読んだり、スポーツジムへ行ったり、妻と美味しいレストランで食事したりします。しかし、実際は研究と論文の執筆にほとんど時間を費やしています。勉強も、これまた楽しいのです
家族構成/妻
好きな映画/ブニュエルの作品
好きな音楽/バロックの音楽
好きな著名人/セルバンテス
好きな食べ物/寿司(特に、まぐろとうに)
好きな国/日本、ニュージーランド、イタリア、スペイン

外国語学部 スペイン語学科 ヴィクトル・カルデロン准教授

語学の修得だけではなく、歴史や習慣や文化など、
スペインをまるごと楽しみながら学んでください。

『ドン・キホーテ』を生んだ国・スペインから日本へ

17世紀に出版されて以来、世界的に有名なロングセラーとなった『ドン・キホーテ』の物語を、皆さんは読んだことがありますか? 正義感溢れる主人公が馬にまたがって遍歴の旅をするこの物語は、私の愛読書でもあり、スペインを代表する文学作品のひとつです。著者であるミゲル・デ・セルバンテスは、波乱万丈の人生の中でこの物語を書きました。スペインが世界に誇る作家です。また、皆さんもよくご存じの画家であるピカソやゴヤ、詩人のゴンゴラなど、スペインは歴史に名を残す文化人を多数輩出しています。

私はスペインの首都マドリッドで生まれ育ち、マドリッド大学を卒業した後、一年間のイギリス滞在を経て25歳でスペイン語学校の教師を始めました。この学校で学んでいた日本人が、私に日本の話をしてくれたことで興味を持ち、約20年前に来日したのです。私は演劇が好きなので歌舞伎も観ますし、他に人形浄瑠璃にもとても興味があります。また、スペイン人がバールでタパスとワインでわいわい時を過ごすのと同じく、日本でも、仕事帰りに居酒屋で一杯飲みながら友人たちと語り合ったりします。そんな時間も私の楽しみのひとつです。

外国語を学ぶことは、新しい世界に入って行くこと

大学ではまず、1〜2年生の必修科目である「COMUNICACION」を担当しています。スペイン語の発音練習から始まり、簡単な会話表現や基本表現など会話中心の授業です。さらに高いレベルの語学知識を身につけたいと望む学生のために設けられた「特修スペイン語」では、授業はすべてスペイン語で行い、学生は例えば“スペインと日本の習慣の比較”といったテーマの研究をスペイン語で発表したりします。他に「スペイン語圏文化論」では、たくさんのスライドやドキュメントフィルムを観たりしながら、スペインと同じ言語を話すラテンアメリカ諸国の文化のルーツを取り上げます。また、ゼミでは、20世紀から現在までのスペインやラテンアメリカに関する様々なテーマについて研究します。学生がキャスターに扮してスペイン語のニュース番組を製作したり、カメラの前で歌をうたったり詩を朗読したり、フラメンコを踊ったりすることも・・・。ゼミとは、勉強しながら楽しむものだと思います。

外国語を勉強するということは、発見の多い新しい世界に入って行くことです。興味のある国の歴史や文化、建造物、料理、政治状況などについての本を読んだり、映画を観たり新聞を読んだりしながら、語学の修得だけでなくその国をまるごと学んでほしいと思います。

愛猫のブラジミール
愛猫のブラジミール。大学の構内をうろうろしていた迷い猫を拾って飼った。とても寂しいけれど、今はもう亡くなってしまった

愛読書『ドン・キホーテ』の原書版
愛読書『ドン・キホーテ』の原書版。もちろん日本語にも翻訳されているので、学生の皆さんにもぜひ読んでもらいたい