外国語学部 国際文化交流学科
ステファン・ブッヘンベルゲル 教授
Stefan Buchenberger

研究分野 比較文化(主に現代のポピュラー文化を比較文化的な観点から分析する)

生年/1966年
血液型/O型
出身地/ドイツ(ミュンヘン)
家族構成/妻、長女(6歳)、長男(3歳)
趣味/料理、読書
子供の頃の夢/サッカー選手
尊敬する人/Helmut Schmid (元ドイツ首相)、Paul Krugman(経済学者)、Peter Gabriel(音楽家)
愛読書/『細雪』『Buddenbrooks』『V for Vendetta』
休日の過ごし方/子供たちと遊ぶ
好きな映画/「セブン」「七人の侍」「地獄の黙示録」
好きな音楽/Pat Metheny (jazz)、Opeth (progressive metal)、 Porcupine Tree (progressive rock)
好きなTV番組/「Star Trek」
好きな著名人/Jack Nickolson (俳優)、Alan Moore (コミック原作者)
好きな食べ物/寿司、パスタ
好きな国/日本、スコットランド

外国語学部 国際文化交流学科 ステファン・ブッヘンベルゲル 准教授

他国の音楽や文学、映画や料理など身近な文化や
風習を知ることから、国際交流が始まります。

外国で暮らす夢を日本で実現

私はドイツで生まれ育ち、ミュンヘン大学では最初、化学を学んでいました。しかし、以前から「今までまったく知らないことを勉強したい」という思いと、「いつか外国で暮らしたい」という夢があり、日本語の勉強を始めました。

当時、日本についてはメディアで見るステレオタイプの情報しか持っていませんでしたが、1990年に初めて日本に来て、金沢でホームステイした際、それまで見聞きしていた日本の印象とはまったく違うことに驚きました。そして日本をもっと知りたいと思い、また、4年間日本語を勉強したにも関わらず、あまり会話ができなかったことが悔しく、1996年に交換留学生として再び来日し、東京の大正大学で一年間勉強しました。お坊さんと一緒に旅に出て、お寺に泊まったことなども刺激的な経験でしたし、日本語も、日常生活で困らない程度に上達しました。

そして3年後、日本で暮らす決心をして来日し、中央大学で3年、奈良女子大学で7年ドイツ語を教え、2010年に本学に赴任しました。この間に結婚して子供も生まれ、今では日本が第二の故郷です。

子供の頃からの趣味が仕事に

専門は、各国の現代のポピュラー文化を比較文化的な観点で分析すること。他国の文学や音楽、映画などを知ると、その国の歴史や風習など、国そのものを知ることができます。特に、子供の頃から大好きで、母に叱られながらも夢中で読んだアメリカのコミックスや、各国のミステリー小説について深く研究しています。ちなみに、ドイツでも世界各国のコミックスが翻訳出版されていますが、中でも日本漫画の人気は高く、最近は漫画を読むために日本語の勉強を始める人も増えているほどです。

また、料理も好きで、2005年にNHKの番組「ドイツ語会話」に出演し、ドイツ語を学びながらドイツの伝統料理に親しんでもらう目的で腕をふるいました。音楽や文学と同じく料理も文化であり、人と人をつなぐコミュニケーションツールですから、ぜひ本学でも、皆で料理を楽しむ機会を作りたいと思います。

自らの手で未来の社会を築いてほしい

現在の担当講義は「ドイツ語会話」です。教科書を読んで単語や文法について講義するだけでなく、ドイツの映画や音楽を紹介したり、助動詞を覚えるのに最適なヘビーメタルの曲を使ったりして、楽しく学んでもらう工夫をしています。また、2011年の後期から始まる「文化比較論」「国際文化交流演習」では、アメリカのコミックスやホラー映画を題材にして、現代のポピュラー文化について考察したいと考えています。

日本で暮らし始めた当初、直接的に自分の意見を言わない日本人の気質に少し戸惑いました。ドイツ人の多くはそうではないからです。しかし、それが日本の風習であり、どちらのスタイルが正しいということではありません。どの国にも異なる文化があり、それを知って受け入れることが国際交流だと思います。ただ授業の場では、知りたいことや学びたいことを積極的に発信してください。そして社会生活においては、自分のまわりの出来事はもちろん、政治や世界の出来事に関心を持ち、社会の物事を決定するプロセスに参加してほしいと思います。現実を変革する力は、皆さんの手の中にこそあり、未来の社会は、皆さん自身の手で築いてほしいのです。他の誰のものでもなく、皆さん自身のものなのですから。

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ミュンヘンでは、毎年世界最大のビール祭りが開催される。これは2008年に訪れたときの記念ジョッキ。
祭りには約600万人が訪れ、ビール好きのドイツ人(もちろん私も)は、この1ℓ入りのジョッキでビールを飲む

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コミックスの登場人物のフィギュア蒐集も趣味。これはコレクションのひとつで、アメリカンコミックスの代表作である『Fantastic Four』に出てくる悪役・Doctor Doom