外国語学部 国際文化交流学科
イートン・F・チャーチル 教授
Eton Churchill

研究分野 社会言語学(言語習得、特に環境の影響と会話のやりとり)

生年月日/1964 年5月15日
出身地/ニューオリンズ
血液型/G(!)
趣味/スポーツ(水泳)、研究、音楽、旅
愛読書/クリフォード・ギアツ著『文化の解釈学』
休日の過ごし方/研究、陶芸、犬の散歩、日帰り温泉(でも、最近休日があんまりない)
好きな映画/ハンフリー・ボガードの「カサブランカ」「三つ数えろ」など
好きな音楽/ジャズ、クラシック
好きな著名人/イチロー
好きな食べ物/妻の料理、海の幸
好きな国/自分が住んでいる国

外国語学部 国際文化交流学科 イートン・F・チャーチル 教授

世界は広くて、学ぶことはたくさんあります。
若いうちに自分の世界を広げてください。

担当している講義やゼミについて

私は13〜16歳をフランスで過ごしたのち、アメリカに帰国して大学でフランス語を勉強し、卒業後はアメリカの高校で5年間フランス語を教えていました。英語とフランス語以外に何かもうひとつ言語を勉強したいと思い、当時日本は経済的に豊かだったこともあり、日本語の勉強を始めて岐阜に留学しました。その後京都の高校から英語教師のオファーが来て9年間勤め、2001年に神奈川大学に着任し現在に至ります。

担当する講義のひとつ「英語表現演習A」は2年生の授業です。各国の文化や食生活、情勢問題などを調べて発表したりディスカッションしたりすることで、日常英会話よりも少し専門的な英語表現を学びます。「英語表現演習B」は3年生の授業で、学生の就職活動に役立つよう、面接や履歴書の英語表現を指導します。「専門演習U」は、学生たちが見聞きした小さな文化の中(たとえば少年サッカーチームや中・高の部活動、海外のバスや地下鉄など)にはどんなルールがあるのか、といったようなテーマでレポートを作成します。このほか、言語習得について学ぶ「英語学演習」「英語Z」、会話分析をする「英語研究B」などの講義を担当しています。

環境に合わせた言語習得法

私は1992年に日本に来ましたが、毎日の暮らしの中で、まわりにいるたくさんの人たちと話しながら日本語を覚えました。妻や職場の人たちはもちろん、ラーメン屋さんに至るまで、分からないことは常に逐一聞きながら身に付けたのです。また、パソコンで資料などを作成するときに、漢字変換をしながら難しい漢字を覚えたりすることもあります。

単語リストを覚えたり会話レッスンに通ったりするだけでなく、このように日常の中で自然に言語習得できるチャンスがあり、その人の置かれた環境によって言語習得法は多様です。私は主に、こういった「言語習得における環境の影響」について研究しています。皆さんも、一歩引いて自分の置かれている環境を見つめて、どのように学習法をアレンジするか、ということを考えてみるとよいかもしれません。

ふだんとは違う場所で違う経験を

冒頭でお話したように、私は13歳〜16歳までフランスに住んでいて、また20代の頃に「何かもうひとつ言語を学びたい」と思って日本に来ました。この経験を通じて自分の世界をもっと広げることが出来ました。世界はとても広くて、学ぶことはいっぱいあります。アルバイトに精を出すのももちろんいいのですが、それだけではなく、ぜひ長い休みを利用して、ふだんとは違う場所で、ふだんとは違うことを経験してみてください。若いうちはあまり気がつかないけれど、人生の中で時間がたくさんある学生時代は、とても貴重なものです。

アメリカの文化人類学についての参考書『First Annual Report of the Bureau of Ethnology』
アメリカの文化人類学についての参考書『First Annual Report of the Bureau of Ethnology』。10年ほど前に購入し、授業の資料として使っている