外国語学部 国際文化交流学科
西野 清治 准教授
Nishino Seiji

研究分野 仏語、仏文学

出身地/東京都
生年月日/1960年3月30日
尊敬する人/両親
趣味/散歩
愛読書/『ペスト』(アルベール・カミュ)
休日の過ごし方/家事、残っている仕事を片付ける
好きな映画/SF映画
好きなTV番組/ニュース
好きな音楽/歌謡曲
好きな食べ物/鍋料理、サラダ
好きな国/アメリカ、ロシア、カナダ、中国、フランス、日本

外国語学部 国際文化交流学科 西野清治准教授

「外国の言葉で話したり聞いたりできるようになりたい」
初めて外国語に触れたときの楽しさや感動が今もある。

自分が感じた純粋な願望や欲求は自分を動かす最大の原動力になる

中学生のときに始まった英語の授業がすごく面白くて好きになりました。外国語にとても興味を持ち、中学3年生頃、独学でフランス語の勉強をスタート。高校生2年生頃になると、「大学受験をフランス語で受けてみようかな」と思い付き、そうした勉強もしました。結局は英語で受けましたけどね。するとそれが割に面白かったので、「大学もフランス語を勉強するような学科に入ろうかな」と思い始めたわけです。英語を学び始めたときに感じた「あぁ、外国の言葉を聞いたり話したりできるのって楽しいな、もっとできるようになりたいな」という思い、願望や欲求が常にベースにありました。

大学院に進み、26歳になって初めてフランスへ。日本の修士課程にあたるマスターコースで1年間、勉強しました。当然、授業はすべてフランス語で行われましたが、意外にもスムーズに溶け込むことができました。ところが、郵便局で用を足したり、物を買ったりという日常生活の場面では、言葉が聞き取れないなど苦労することもしばしば。半年もすると大分馴染みましたが初めは四苦八苦でした。フランスでは「フランス語は話せて当たり前」という雰囲気があり、外国人だからといって容赦してくれません。逆に、「フランス語を話す人はフランス人」と見てくれるようなところがありますから、フランス語が上手な人にとっては、フランスは居心地のよい国であるかもしれません。29歳から2年間、再び渡仏しましたが、人生におけるインパクトという意味では、最初の渡仏1年間に勝るものはないような気がします。

身近なところに目標や夢を持って退屈しない毎日を送る幸せもある

英語やフランス語に興味を持ったのは、「言葉の持つ美しさ」に惹かれたからかもしれません。文の形の美しさ、音の響き、単語の持つニュアンス、文章の流れ、リズム・・・中学生の頃から一貫して、声に出して文章を読むことが好きです。声に出して読むと、言葉の持つ美しさすべてを堪能することができるからだと思います。

英語以外の外国語に触れることで、英語の面白さを再認識できることも多々あります。フランス語から英語に戻ると「あぁ、英語もいいな。いい意味でいい加減なところ、ライトなところがいいな」などと思うことがあります。その逆も然り。最近は日本語で文章を書くことに興味が出てきました。日常的なメールなど、普通の文章を、きれいな日本語で書きたい、そんな欲求です。連絡事項を伝えるだけの文章でも意識しながら書いています。

若い人たちに伝えたいことがあるとしたら、周りの人の意見ばかり気にしすぎることなく、「自分の意見ではどうなのか」を掴んでほしいということ。「自分自身を見つめること、自己を正しく知ることも大事だよ」と。意見がなく周りの大人の言う通りというのも、あまりに自分を過大評価しすぎるというのも、自分のことを知らなすぎるからこそ。どれだけ自分を知っているかというのは、普段の生き方に表れます。

それから、誰でも無意識のうちに楽をしようとしてしまいがちです。でも、できたら「本当はこれをやりたんだけど、自分には無理かな」と諦めてしまいそうなことにこそ、チャレンジしてほしい。大変そうだなと感じたことにチャンレンジし続けていくと、難しいと感じる基準が変わってきます。こうした習慣を身につけることは、本当の意味で自分の可能性を広げることにつながると思いますよ。

愛読書『ペスト』アルベール・カミュ著(原書)
20年くらい前に購入した愛読書『ペスト』アルベール・カミュ著(原書)

学生からもらったキーホルダー
車談義で親しくなった車好きの学生からもらったキーホルダー