外国語学部 中国語学科
鈴木 進一 助教
Suzuki Shinichi

研究分野 日中対照言語学

生年/1952年
出身地/横浜市
血液型/O型
家族構成/現在1人
子供の頃の夢/新幹線の運転手
尊敬する人/何かに打ち込んで続けている人
愛読書/向田邦子の作品、ひろさちやの著作
休日の過ごし方/何もしないでぶらっと過ごす
好きな映画/ジャンルは特になし。観るのは好きです
好きな音楽/ジャンルは特になし。聴いていいと思った曲
好きなTV番組/ドラマを見るのが好きです
好きな食べ物/和食
好きな国/やはり日本でしょう

外国語学部 中国語学科 鈴木 進一 助教

中国語は日本語にたくさんの影響を与えています。
その中国語を知ることで、日本語をもっと理解したいと考えています。

語学学習は声に出して表現することが上達の鍵

現在の担当講義「初級中国語」、「入門中国語」、「中国語演習」は、いずれも中国語学習の初級者向けの授業です。中国語に限らずですが、語学学習は声に出して表現することが大事です。日本人は学校で語学を学んでも、なかなか話すことができないと言われますが、おそらく受験対策で書くことに重きが置かれていたためではないでしょうか。そのため授業では、40人のクラスでも必ず一人ひとりに中国語で表現してもらうようにしています。ただ、中国語の発音は大変難しいので、最初に口の形や舌の位置、空気の出し方などを説明してから、ネイティブスピーカーの発音を聞いてもらい、その後繰り返し声に出すことで上達を目指します。「応用中国語」は2年生対象のクラスで、講読中心の授業を担当しています。「中国教科教育法」は教職課程で、中国語の教員を目指す学生向けの授業です。「アカデミック・ライティング」では、大学院の外国人留学生に、日本語の論文を書くための基礎知識や日本語の使い方などを指導しています。

語学学習は、いっきに上達するのが難しく、その上練習を続けた結果、自分がどれくらい進歩したか判断するのも難しいと思います。そのため学生の皆さんには、以前と比べてどれだけ上達しているか時々振り返って確認してもらい、日々の練習の大切さを実感してもらえるように心掛けています。

高校の数学教員から予備校講師、台湾生活を経て再び大学生に

現在は中国語教員として教壇に立っていますが、もともとは数学に興味があり、大学も数学科で学びました。数学に興味を持ったのは中学の数学の先生のおかげです。生徒の学ぶ意欲を引き出す大変ユニークな授業をする先生で、そこで数学の楽しさを教えてもらいました。大学卒業後は高校の数学教員になり、その後予備校講師に転職しましたが、閉校を機に海外で暮らしてみようと思い立ち、片道切符で台湾に行きました。台湾を選んだ特別な理由はありませんが、予備校勤務時代に何か語学を学ぼうと町の外国語スクールに行き、以前旅行した台湾を思い出して「中国語を勉強したい」ととっさに言ってしまい、少しですが中国語を習っていたことでしょうか。もしタイ語を勉強していたら違う人生だったかもしれません。

台湾で約3年暮らし、生活に困らない程度の中国語は話せるようになって日本に戻ってきました。せっかく身に付けた中国語を忘れてしまうのはもったいないと思い、中国語学科のある神奈川大学に編入学しました。学部の卒業論文では中国語の指示詞(日本語の、これ、それ、あれなどにあたる言葉)について研究し、大学院の博士課程まで研究を続けました。

このときすでに還暦で、自分の子供や孫のような年齢の学生と一緒に勉強しました。彼らの2倍も3倍も頑張らなければなりませんでしたが、先生や周りの方々が導いてくださったおかげで学生生活を終え、今度は教える立場として本学にお世話になっています。

学ぶ楽しさは自分で調べて新しい何かを知ること

中国語を学び始めたきっかけは、いわば偶然のようなものでしたが、今は日本語に多くの影響を与えている中国語を調べることで、日本語をより理解したいと考えています。学ぶ楽しさというのは、新しい何かを知ることだと思います。それまで分からなかったことが、自分で調べることによって理解できるようになることは、なんとも気持ちのいいものです。

また、有名な画家たちは、過去の名画を模写して自分の腕を磨いたと聞いています。何が優れているかを見分けることは難しいのですが、とりあえずは世間一般に高い評価を受けているものを数多く見たり、聞いたり、読んだりしていくことが自らの見聞を広め、思考力・理解力を育てていく上で大切だと思います。

『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福(上・下)』ユヴァル・ノア・ハラリ
『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福(上・下)』ユヴァル・ノア・ハラリ著、柴田裕之訳(河出書房新社)は、数年前にベストセラーになった本。人類の進化をテーマにした作品でとても面白く、おすすめしたい名著です

通勤用のリュックサック
あまり物には執着がありませんが、唯一毎日使っているのが通勤用のリュックサック。本や資料などを詰め込んでいるので重いですが、両手が空くので便利です