工学部 情報システム創成学科
瀬古沢 照治 教授
Sekozawa Teruji

研究分野 社会情報システム

出身地/茨城県土浦市
趣味/将棋、水泳
子供の頃の夢/エンジニア
尊敬する人/宮沢賢治
休日の過ごし方/犬2匹(シーズー、トイプードル)と散歩
好きな映画/「リッチーリッチ」
好きな音楽/クラシック
好きな国/日本(特に田舎)

工学部 情報システム創成学科 瀬古沢 照治 教授

複雑怪奇な世の中を生き抜くために、
自分の“価値”を創造しましょう。

システムは、“人間の幸せ”をベースに組むもの

私の研究のひとつに、インフラを対象とした社会システムの構築・提案・運用というものがあります。インフラとは、水道や電気、交通など、人の生活や経済活動を支える大規模な社会基盤のことです。例えば、地震がおきて水道管が破裂する緊急事態に陥ったとします。そんなときでも、生命維持や火災の消火活動のため、水の供給は停止できません。そこで必要となるのが、いかに迅速かつ効率的に水を送るか、給水車をどこからどう配備するかということです。こうした問題を数理とコンピュータを使って解決しようとしているのです。

この研究は、私が26年間、在籍していた日立製作所時代から携わってきたものです。若い頃は、単に世の中を便利にしたいという気持ちが大きかったのですが、開発を続けるうちに、「社会がどうなれば、人間は幸せなのだろうか」と自問自答するようになりました。システムとは、「人間の幸せ」をベースに組まなければ、魂のない、ただのガランドウになってしまう。そういうエンジニアとしての哲学も、学生に伝えられればと思っています。

社会で求められるのは、自分自身の“価値”

「社会に出たとき、自分にはどういう価値があるのか」。それを考えるようにと、私は学生に諭します。私が大学生の頃は、自分が社会で通用するのかどうか怖くて仕方ありませんでした。だから、生き抜くための武器を身につけようと、大学院へ進学したのです。社会で求められるのは、自分自身の“価値”です。企業は、独自のサービスや価値をユーザーに提供することで、お金を得ます。その企業の価値を創るのは、まさしく人です。私は学生に、自分自身の “価値” を創造できる人になってほしいと願っているのです。それには、教科書に載っていることを知るだけでは達成できません。世の中は複雑怪奇で、理論や学説だけでは紐解けないのですから。必要なのは専門知識だけでなく、自分らしい発想につながる幅広い教養です。大学時代にしっかりと「自分とは何か」を見つめ、「これなら自信が持てる」と思える自分の“価値”を見つけ、社会で活躍してほしいのです。

電気学会よりフェロー認定者の証として贈呈された楯とバッジ
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研究室で毎年、卒研生・3年生が参加する夏合宿中に開催する瀬古沢杯争奪スポーツ大会の優勝杯。研究や演習終了後にテニスやミニゴルフ大会を実施し、歴代の優勝者は名前が残る