工学部 総合工学プログラム
山崎 教昭 教授
Yamazaki Noriaki

研究分野 数物系科学、大域解析学

出身地/北海道
血液型/A型
趣味/音楽鑑賞
子供の頃の夢/サッカー選手
尊敬する人/母、学生時代の恩師
休日の過ごし方/仕事をしたいが、子供と遊んで一日が終わる
好きな映画/「スター・ウォーズ」
好きなTV番組/お笑いの番組
好きな食べ物/寿司
好きな国/ドイツ

工学部 総合工学プログラム 山崎 教昭 教授

人に負けないくらい何かをしたという経験を、
大学の4年間で一つくらいは持ってほしい。

さまざまな現象を一つの数学的理論で捉える

工学部の1、2年生を対象に、「微分積分学」や「幾何学」を教えています。学生の中には、高校時代に学んだことを忘れてしまっている人もいるので、高校時代の復習と大学で必要となる新しいことを織り交ぜて教えています。授業を進める上では、できるだけ演習時間を多く取り入れるように工夫しています。その日に学ぶことを30分ほど説明したら、残りの60分はプリントを使って復習するなど、学生に実際に手を動かしてもらうことをメインにしているのです。これまで受けてきた教育と大学教育とが、うまく接続するような講義になるよう心掛けています。

研究では「自由境界を伴う非線形現象の数学的研究」というテーマに取り組んでいます。簡単に言うと、コップの中に氷と水を入れた時、見た目ではどこが氷でどこが水か分かりますよね。それをそのまま放っておくと、いずれ氷は溶けて水になります。逆に冷凍庫に入れれば、水はすべて氷になってしまうわけです。その“氷が水になる”、あるいは“水が氷になる”という変化を数学的に解明するというのが私の研究の基礎となる部分です。具体的には、水から氷、あるいは氷から水となる現象を数式で表し、実際に解いてみて、数値実験を行い、その理論的な研究結果と実際の現象とを照らし合わせて、作った数学的モデルがきちんと適合しているのかどうかを研究しています。この研究は、例えばドロドロに溶けた鉄が冷えて固まる現象を明らかにし、鉄で何かを作るといった工学的な分野にも応用できます。また、画像工学や生物学に利用できるなど、非常に幅広い分野と関わることのできる研究です。対象とする現象はそれぞれ違いますが、数学では同じ式で表すことができる。そのように、さまざまな現象を一つの数学的なものとして捉えようと試みています。

何でも良いので一つのことに打ち込もう

大学の4年間では、スポーツ、学問、ボランティアなど、何でも良いので一つのことに打ち込んでほしいと思います。人に負けないくらい何かをしたという経験を、一つくらいは持っていてほしいのです。そこから得た経験や人との出会いは、必ず今後の人生の財産になるはずです。かくいう私も大学時代は、高校までに習った数学とは違う、本当の“数学”と出会い、衝撃を受けて、数学に打ち込みました。

本学は総合大学ですから、いろいろな専門分野の教職員がいます。工学部に入ったからといって、必ずしも工学に興味を持たなければならないわけではありません。例えば、語学に興味を持ったならば、語学を頑張ればいいのです。ここには学びたい教育や研究、体験してみたいスポーツやイベントに対応する環境・施設が揃っています。私たち教員や、用意されているさまざまな施設を大いに有効利用してください。

※山崎 教昭先生は〈工学部 数学教室・物理学教室・化学教室・生物学教室〉にも掲載しております。

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