工学部 電気電子情報工学科
干場 功太郎 助教
Hoshiba Kotaro

研究分野 計測工学、音響信号処理

生年/1988年12月28日
出身地/YOSHIKIと同じ(千葉県)
血液型/O型
家族構成/一人
尊敬する人/睡眠時間が短くても大丈夫な人
愛読書/刃牙シリーズ
趣味/写真、バイク、合気道
好きな映画/バッドエンドな映画、暗い映画、アメコミ、ハンニバル、コナン
好きな音楽/Symphony X、 Franz Liszt、 大村孝佳、 乃木坂46、MISIA
好きなTV番組/乃木坂工事中
好きな著名人/齋藤飛鳥、悠木碧、志田未来
好きな食べ物/食べたら太るもの
好きな国/日本、ポーランド

工学部 電気電子情報工学科 干場 功太郎 助教

音の研究の根本にあるのは、
「コウモリってカッコイイ!」という純粋な興奮。

小さな声を聞き取って、災害被害者を救助する

私の研究テーマは「音」。もう少し詳しくいうと「音響信号処理」という分野で、音を出してその反響を調べることで周辺環境がどうなっているのかを認識する方法や、騒音のなかから人間の声を検出するための技術などを研究しています。

その研究が活かされているのが、災害現場です。地震などの災害現場で要救助者を探す際は、人が現地を歩いて探すという方法が主ですが、それでは時間がかかり発見率が低いという問題があります。そこで上空からドローンで捜索する方法が採られはじめたのですが、カメラなど視覚的な情報収集が中心なので夜間の捜索は困難ですし、被災者が瓦礫の下に埋もれている場合も発見できません。そこで注目されたのが「音」による捜索方法です。「ロボット聴覚」という技術を応用することで、ドローン本体の音や風の音などの不要な音を排除したり、特定の音を聞き分け場所を特定したりすることができます。つまり、人が助けを求める「声」を検出することで、暗くても瓦礫の下などの見えない場所でも要救助者を探すことができるというわけです。こうした「ドローンによる救援活動支援」は実用化に向けて実証実験が続けられており、今後ますます発展していく分野だと思います。

研究室に所属する学生さんたちも、特殊なスピーカーを使ってあるスポットでだけ音が聞こえる仕組みや、海中における魚体の音波反射特性の解析など、音に関わるさまざまな研究テーマに取り組んでいます。

大学では「なぜそれをする必要があるのか」を考えることが大切

私が大学教員という職業を選んだ理由は、やはり研究が好きだったことが第一です。もちろん企業や国の研究所など、他にも道はありますが、自分が好きな研究ができるという意味では、大学は一番自由度が高いと感じたからです。

もともと楽器をやっていて、演奏用の機材は電子工作で自作することもありました。それが現在の研究テーマに直接つながったわけではありませんが、学部生のときに研究室を選ぶきっかけにはなりました。そこで学んでみて「音」の面白さに目覚めたのです。「音」というのはただの波で、一見、情報量は少ないように思われますが、詳しく調べていくとそこからいろいろな情報が読み取れます。それが「音」を研究することの面白さです。

もちろん私自身が研究を楽しむだけでなく、担当する授業を通して「研究とはどういうことか」を伝えていきたいと思っています。学生の皆さんは「研究」と聞くと、堅苦しくて真面目なものという印象を持つかもしれません。けれども研究に向かう気持ちの根本にある部分は、もっとシンプルで素直な感情です。例えば、夜行性の小型コウモリはほとんど目が見えないかわりに、超音波で自分の周りの世界を認識していることは皆さんご存知ですよね。要するにコウモリは、私の研究テーマのひとつである「音による周辺環境の認識」をいとも簡単にやってのけています。それは私からしてみれば凄いことなのです。私にとって「音の研究」は、「コウモリってカッコイイ!」という、子供のような興奮とほぼイコールでつながっています。

また、大学での学びにおいても「なぜそれをする必要があるのか」を考えることが大切です。例えばある実験結果が出ても、「こういう結果が出ました」だけで終わってしまえば、それはただの「作業」であり研究にはなりません。大事なのは、「なぜそうなったのか」という理由をきちんと考えること。指示されるまでなにもやらない、あるいは指示されたことだけをやるという意識ではなく、自ら考え、答えを探していく。そうすることで本当の意味での研究の楽しさに気づいてもらえればうれしいです。

愛車のバイク
愛車。箱根や熱海、伊豆など温泉があるところに出かけるのが趣味です

毎朝1本買ってくるモンスターエナジー
毎朝1本買ってくるモンスターエナジー。コーヒーが飲めないカフェイン中毒なので、仕事のためにはこれが必須です