工学部 電気電子情報工学科
陳 春平 准教授
Chen Chun-Ping

研究分野 新しい無線通信技術開発

出身地/中国・上海
血液型/A型
趣味/さまざまなスポーツ、料理作り
子供の頃の夢/大草原を馬で駆けること
尊敬する人/教えていただいた先生
愛読書/『西遊記』
休日の過ごし方/仕事
好きな音楽/クラシカル
好きな食べ物/蟹、ラーメン

工学部 電気電子情報工学科 陳 春平 准教授

鉄は熱いうちに打て。
当日の授業の宿題はなるべく当日中に終らせよう!

基本的な実験機器は、社会へ出てからも必ず使います

私が担当している「電子情報実験A、B」の授業では、電気・電子工学の基本となる電気回路、電気磁気学、電気電子測定などの学習を踏まえて、電気電子情報工学の基本理論の理解を深めるとともに、各種の電気計器、電子測定器の使用方法、種々の実験手法及び意義を理解し、習得することを目的にしています。必要な理論の整理、実験の準備、実験データの取り方、実験結果の整理方法などを体得し、さらに創造していく力を身に付けることが目標です。

基本的な実験装置というのは、例えば社会人になって実験系の仕事をする場合にも必ず使うものです。そこで、学生時代に機器の使い方やデータの取り方をしっかり身に付けておけば、実戦力としておおいに役立つことでしょう。実験の担当者は6名いて、さらに数名のTAが説明や指導に当たりますので、きめ細かな対応が可能です。

卒業研究においては、学生はそれぞれが研究遂行の手順を考え、所望の研究テーマに対して、「研究目的を明確にすること」、「目的を達成するための手段・方法を考えること」、「結論を導き出すこと及び発表の能力」などを養成すべく指導しています。例えば各研究室ごとに、研究室の専門分野及び卒業研究に関係する専門書や米国電気電子学会(IEEE)などの論文を読解し、プレゼンテーション能力の養成に努め、さらに研究者・技術者としての技術者倫理観、心構え、知的財産権などについても交互討論を行っています。

授業は一番前の席で受け、その日の宿題はその日のうちに

21世紀の国際社会は、グローバル化のプロセスのなかで、大きな変容を遂げようとしています。従って、大学生としての皆さんには、競争の激しい、変革性・不確実性が高い未来のグローバル社会に向けて、大学の4年間で基礎科目をしっかり勉強し、専門科目を広く学び、英語も重視し、本当の実力を身に付けてほしいと思います。そこで自分の大学時代の経験を踏まえて、先輩として勉強に関する二つのコツを紹介します。


(1)一番勉強ができる席は、一番前の席です。

大学時代に、授業を前の席と後ろの席の両方で受けたことがありますが、やはり一番前の席と一番後ろの席では、学びの吸収に天と地の差が出ることを感じました。一番前の席は、緊張する席ですが、それが逆に授業の吸収力(効率)を高めます。前の席ほど先生の説明がよく聞こえ、また先生にもあなたの顔が見えやすくなります。更に、先生に顔を覚えてもらえれば、それがきっかけで親身になってもらえる可能性もあることでしょう。


(2)当日の授業の宿題はなるべく当日に完成させよ。

授業の内容を一回聞いただけで完全に覚えることは、なかなか難しいでしょう。授業中には納得できていても、ある程度、宿題(=復習)をしなければきちんと頭に入れることはできません。そこで授業の宿題をする最も効率の良いタイミングは、その日のうちです。一晩でも時間を置いてから宿題に取りかかると、一気にやる気が失せてしまううえ、教えてもらった知識の記憶も薄れ、時間が余計にかかってしまうでしょう。「鉄は熱いうちに打て」と言うことで、授業の宿題は、熱くなった状態のまま完成させるのが一番効率的なのです。


これらのコツを頭の隅に置いて、授業を受けてみてください。せっかく与えられた時間を有効に使って、がんばって勉強してほしいと思います。

電子通信学会学術奨励賞の受賞賞状
電子通信学会学術奨励賞の受賞賞状。次世代ワイヤレス通信システムに関する研究で受賞した。努力して得られた研究結果が認められたため、とても嬉しく、これからの研究の励みにもなる

大学時代に使っていた電気回路の教科書
大学時代に使っていた電気回路の教科書。基礎的な回路について書かれているので、今でも時々使うことがある。やはり基礎科目は大切。上海での大学時代、寮生活でルームメイトたちと一緒に勉強していた頃の思い出の品でもある