工学部 電気電子情報工学科
木下 宏揚 教授
Kinoshita Hirotsugu

研究分野 情報セキュリティ

生年月日/1962年8月10日
血液型/B型
出身地/不本意ながら愛知県(本籍は目黒)
趣味/車、Snowboard、ハーブの栽培
尊敬する人/ヤン・ウェンリー(『銀河英雄伝説』より)
愛読書/J.P.Hogan(SF作家)の作品、『CAR GRAPHIC』
好きな映画/「メッセンジャー」(邦画)「サイレント・ランニング」(洋画)
好きな音楽/ニーベルングの指輪、Bachの声楽曲、Bonnie Pink
好きなTV番組/おじゃる丸、迷宮美術館、タモリのジャポニカロゴス

工学部 電気電子情報工学科 木下宏揚教授

情報系の研究で、一番求められるのは、
自己管理能力です。

ユーザーが意識しなくても、きちんと権利が守られる未来を

インターネットやコンピュータの世界では、映画、音楽、写真など著作権を設定された情報の不正コピーが問題となっています。それらの著作権を侵害することなく、安全かつ簡単に情報利用する方法を考えることが僕の研究です。例えば、もし誰かの情報を勝手に使ったとしても、自動的に著作権を持つ人の承諾を得られるような仕組みを考えるのです。また、個人情報などの情報が漏洩する原因と防止策を考える研究も行っています。これらの研究で一番、難しい点は、安全性と利便性、両方を提供できるような仕組みをつくらなければいけないところです。いつかは、ユーザーがこうしたテクニカルな部分を心配することなく、インターネットやコンピュータを楽しみ、セキュリティや著作権はユーザーの知らない裏側できちんと守られている、という状況が実現できれば良いなと思っています。

理系で最も重要なのは“コミュニケーション能力”

授業でも研究室でも、僕は自由な雰囲気を尊重しています。自分の大学時代がそうだったように、学生にはのびのびと学んでほしい。けれども自由は、同時に責任を伴います。これは情報系の研究を進める上で、とても重要なことです。情報系の研究は実験中心の研究に比べて、共同作業が少なく、時間の使い方の自由度が高くなります。極端な話、紙と鉛筆とコンピュータがあれば、どこででも研究できるのです。その代わり、自分で問題点を探し、自分で研究を進める自己管理能力を必要とします。自分のことは自分でする独立心と積極性を、研究が始まる4年生までに養っておいてほしいですね。この力はきっと社会に出てからも必要とされるはずです。また、意外に思うかもしれませんが、理系で最も重要なスキルは、読む・聴く・書く・話すの“コミュニケーション能力”です。理系の学部を志す学生は、理数系科目が得意でしょうから、そちらは勉強すれば身につくでしょう。でも、国語や英語は付焼刃ではどうにもなりません。理系だからこそ、日ごろから国語や英語に親しみ、意識的に取り組む必要があるんですよ。

※木下 宏揚先生は〈工学部・総合工学プログラム〉にも掲載しております。


20年前に作家J・P・ホーガンの作品と出会って以来、和訳本はすべて揃え、ずっと愛読。理系の人に楽しめる作品だと思う。写真は『揺籃の星』


何気なく集め始めた時計が、今では30個以上に。購入の基準は、デザインを気に入ることと、1万円以下であること