工学部 建築学科
曽我部 昌史 教授
Sogabe Masashi

研究分野 都市デザイン・建築デザイン

出身地/福岡県生まれ(小学校までは愛知県で育った)
趣味/アウトドアでの料理、最近は日曜大工(趣味か仕事か…)
子供の頃の夢/建築家になること
休日の過ごし方/基本的に建築設計関連のこと。それ以外では、最近は日曜大工
好きな映画/研究していたこともあり、団地が舞台の日本映画には詳しい
好きな音楽/ジャズとプログレ
好きなTV番組/テレビはあまり見ない。映画とニュースくらい
好きな著名人/マイルス・デイヴィス
好きな食べ物/ビール、根菜、冷たいスープ、タコ
好きな国/アジアの国々

工学部 建築学科 曽我部 昌史 教授

さまざまな社会問題や多様化する価値観に
建築家としてどう応えていくか、問われる時代です。

研究室のスタンスは“常識にとらわれない独自の視点”

現在の主な担当講義は、3年生対象の「都市デザイン論」。毎回1つのテーマについて建築や都市をめぐる社会的な背景の分析を行い、その具体例として、関連する実際の活動を紹介する講義です。たとえば、現在日本が直面している「人口減少」をテーマにした際は、過去の人口減少期にどのような文化が生成されたか、といった社会的な背景を分析したうえで、関連イベントへの参加作品を紹介しました。ほかに「リノベーション」や「仮設の建築」といったトピックを扱います。

研究室では“場”や“空間”をキーワードにさまざまな活動を行っています。具体的な建築やデザインのほか、舞台作品の会場構成を手がけることもあれば、ある地方の「まちづくり」に参加し、学生が現地に赴いて調査・考察を行い、地域の人たちと話し合いながら再生プロジェクトの立案に携わることもあります。

研究とは発見することであり、建築の設計にも、何かを発見しようという視点が必要です。研究室でも、常識にとらわれない独自の視点を獲得することを基本的なスタンスとし、学生の皆さんには、このような探求に集中力をもって積極的に関わることを期待します。

建築の仕事は、社会の現実にクリエイティブな分野で応えること

子供の頃からモノづくりが好きで、小学校の時に友達の家で見たメカニカルな製図道具に憧れ、いつしか建築家になることが将来の夢になりました。大学〜大学院では、建築家が主宰する研究室で建築設計の手伝いをしながら学び、卒業後は建築設計事務所で実務経験を積みました。その後、友人らと立ち上げた建築事務所「みかんぐみ」では、一般住宅から公共施設、愛・地球博のパビリオンなどさまざまな作品を手がけました。その一方で、縁あって東京藝術大学で教鞭をとることになり、のちに神奈川大学に赴任して現在に至ります。

建築の仕事の醍醐味は、社会の現実に“空間”というクリエイティブな分野で応えること。そのためには、広い視野と多くの引き出しをもたなければなりません。一見専門外である数学や英語、歴史といった学問領域も、専門的ではなくともある程度の知識が必要です。逆に言えば、幅広く“そこそこ”わかっていればいい、とも言えますが(笑)、総合的な知識や情報を組み合わせて、空間を創造していくのが建築家の仕事です。

今、私たちが暮らす社会は、高度経済成長を経て人々の生き方が多様化し、さまざまな分野で新しい局面を迎えています。そんな新しい社会で、建築家に求められるものも、職能の活かし方も変化しています。さまざまな社会問題や多様化する価値観や要求にどう応えるか、問われる時代だと言えるでしょう。それこそが我々のやりがいであり、建築学科での学びは、このような力を身につけ、広い視野で問題を解決するトレーニングであると考えています。

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