工学部 建築学科
山家 京子 教授
Yamaga Kyoko

研究分野 都市計画

出身地/大阪府吹田市
趣味/ピアノ(聴くのも弾くのも)、ショッピング
子供の頃の夢/CA(当時はスチュワーデス)かな
尊敬する人/恩師
愛読書/小説(G.マルケス、村上春樹、島田雅彦など)
休日の過ごし方/週末は家事、ジム、脱力。休暇は南のリゾートでのんびり
好きな映画/「バグダッドカフェ」「ノスタルジー」「千と千尋の神隠し」
好きな音楽/ピアノ曲全般(ショパン、サティ)、ヴォーカル(Norah Jones,Janet Kayなど)
好きなTV番組/ニュース、スポーツ、お笑い(関西出身なので)
好きな食べ物/おにぎり、そば、みたらしだんご

工学部 建築学科 山家京子教授

<コンパクトシティ>という考え方も取り入れて、
近未来の在り方を提案します。

都市の変容がテーマ

<建築>とひとことで言っても、デザインなどの意匠、エンジニアリング、または数式を駆使して技術を支える分野など多岐にわたります。そんな中で私の研究は、都市そのものを扱っていくところにあります。つまり、都市の変容に着目。都市というのは人間の活動の総体の一つの現れだと思うのです。都市がどうなっていて、どのように移り変わり、近未来の在り方をどう創造していくべきかを考えていきます。

たとえば、下北沢という街に注目します。どこにでもありそうな似た雰囲気もあるし、またこの街でしか受けられない印象もある。それを検証してみると、ドラッグストアやコンビニはどこでも見かけるけれど、細街路や路地の入り組んだ感じは固有のものであることがわかります。そこで、この街にしかないお店をピックアップしてみて、その配置パターンや割合をみたり、街全体に広がる店の業種を、平面と建物の積み重なり方ということにも着目して、一つの街をほぐすように見ていきます。

さらに、今日の情報技術の進歩があり、パソコンやケータイのある生活に変わってきたことで、暮らしや働き方にも影響を及ぼしているはずで、今後、都市も形を変えていくと推察できます。新たに都市計画を企てるのであれば、最適な形はどれかと模索していくのです。都市をさまざまな角度から捉えていきます。

都市は場所と人をつなぐところ

また、一つの考え方として<コンパクトシティ>というものがあります。これはヨーロッパにある考え方で、商業地区や住宅などの配置を組み直すことで、効率よくエネルギーのロスも少なくでき、地球環境を考えると都市はコンパクトであるべきだというもの。情報技術をうまく組み合わせれば実現できそうな考え方です。

場所ということを考えると、好きなものでくくられる特徴づけた空間構成を街の中に位置づけるのも面白い試みではないでしょうか。たとえば、ハーブの匂いのするカフェ、桜の木の下で会議とか、嗜好でつながっていく場所と人、そして人と人。そんなネットワークも広がります。こんな風に未来の街づくりのイメージを抱きながら、理論づけて構想していくのは実に楽しいものです。都市について考えることって、壮大な夢を描いているようなものですから。


卒業生Wu-tanが自分を模して作ってくれた作品


未来都市を描いた映画は仕事的にも重要だし、何より好きなので観る。「攻殻機動隊」('95)、「プレイタイム」('67)など