経済学部 経済学科
森田 圭亮 准教授
Morita Keisuke

研究分野 財政学、公共経済学、法と経済学

出身地/愛知県
趣味/音楽鑑賞
子供の頃の夢/イラストレーター
尊敬する人/松下幸之助
愛読書/『容疑者Xの献身』
休日の過ごし方/旅行
好きな映画/「恋する惑星」、「天使の涙」
好きな音楽/Autumn Leaves by Bill Evans
好きなTV番組/「The Big Bang Theory」

経済学部 経済学科 森田 圭亮 准教授

“どうすれば人々が納得して税金を納められるようになるか”
税のあり方を中心に、政府の活動について研究しています。

国民の納税意識を高めるための研究

皆さんもご存じのとおり、国や地方公共団体は、私たち国民や住民が納める税金で運営されています。税の種類はいろいろありますが、買い物やサービスにかかる消費税は、近年増税に関するニュースが日々取り上げられているので、多くの人が関心をもっているのではないかと思います。また、給与や報酬を受け取るときに天引きされてしまうので日ごろ意識していない所得税についても、確定申告をする年度末には関心を寄せる人は多いのではないでしょうか。私は政府の活動について分析する「財政学」を専門としていますが、その中でも、特に税のあり方について研究をしています。

経済のグローバル化やIT技術の発達によって経済活動は複雑になり、そのため政府は、税収を確保するために細心の注意を払わなければならなくなりました。しかし、税収の確保に躍起になって税務行政コストが高まれば、かえって本来行うべき政策に回せるお金が減ってしまうかもしれません。また、税の集め方に無駄や不公平な点が多ければ、納税者は政府に対して不満を抱くことでしょう。いかに効率的かつ公平に税を集めることができるかは、政策を行う上で重要な課題の一つといえるでしょう。

そのほか、税が国内の景気や経済の成長に与える影響や、国家間での税制の違いが国際経済にもたらす影響など、税にまつわる課題はさまざまあります。皆さんにも、自分たちにとって望ましい税のあり方とはどのようなものなのかについて、考えてみてほしいと思います。

興味が湧いたことには、躊躇せずに挑戦を!

現在の担当講義は「財政学」です。経済理論をベースに、税のあり方や経済政策のあり方などについて、時事的な話題を交えながら講義をしたり、新聞記事をテーマにしたディスカッションを行って自分の考えを発表してもらうなど、学生の皆さんが積極的に参加できるような講義づくりを意識しています。

自身は三重大学の人文学部で経済学の基礎を学びました。人文学部では、経済学だけでなく、法律学や政治学などさまざまな学問を薄く広く学べることもあり、入学当初は経済学に強い関心があったわけではありませんでした。ただ、実際に経済学の講義を受けてみたときに、人の行動を数学によって説明し、社会現象の背景を解き明かすというアプローチに面白さを感じ、経済学に惹かれていきました。そして卒業後は名古屋大学の大学院に進み財政学の研究を続け、これが専門の道になったわけです。

皆さんにも、興味が湧いたことには何事にも積極的に取り組んでほしいと思います。大学生活は高校までとは異なり、自主性が重視されます。成長や飛躍を望むのであれば、まずは自分から一歩を踏み出し、動いてみることが大切です。動いた人ほど経験が増えることは間違いなく、何かに夢中になれるきっかけは、どこに転がっているかわかりません。受け身で待っているだけでなく、思い切って何かに飛び込んでみれば、自分のやりたいことが見つかり、次のステップに進むことができるはずです。また、社会に出る前の4年間は、海外留学やボランティアをはじめ、長期的な計画を立てやすい時期でもあります。何かにチャレンジするには最適な時期なので、今までやってみたかったことがあれば、躊躇せずに挑戦することをおすすめします。

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